November 04, 2007

カキと水菜のリゾット

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カキはイタリアでもよく食される食材ですが、カキのリゾットとなると私は実は出会ったことがありません。イタリアでも、本の中にも、それを見つけることはできませんでした。カキの産地とリゾットが食される地域に隔たりがあるのでしょうか、今度じっくり調べてみましょう。
もちろん勝手な創作料理の中では時々見かけますが、それはイタリア料理ではありません。
さて困った、これほど相性が良さそうな取り合せなのにイタリアの方による確かなレシピがない。では作りましょう、腕が鳴ります。
イタリアの人ならきっとこう使う、こう仕上げるという想像の中での作業です。
イタリアの手法に親しんだ日本人の料理、イタリア料理の基本はその土地の旬の素材を生かすことです。新米が出て間もなくカキの季節がやってきます。
イタリアから米を輸入して使っている人がいるそうですが気が知れません。手の届く所にそれほど魅力的な食材が安価に積まれているのに?

カキの風味を生かす手法は?これは両極端ですね、新鮮さの極限、生きている内に提供するか、十分に手を加えるか?ここでは十分に手を加えることにします。
大分前にフレンチでカキソースが流行ったそうです、その際の取り合せはクリームでした。カキソースの甘みとクリームの濃厚さが引き立て合う、大変インパクトのある味です。カキソース?イタリアならアンチョビや乾燥ポルチーニのだし汁がそれに近い雰囲気があります。それらの使い方が参考になりそうです。
どうせやるならカキソースも自分で作ることにします。市販のものは酸化臭があって使い辛いというのが私の印象です。
カキソース、クリーム、・・・、もう一つ引き立て合う素材
ハーブ、メインの食材を引き立てる優しい野菜を選びましょう、ほうれん草もいいですが、ここでは水菜を、水菜には穏やかな青臭さと、これも穏やかな辛さがあります。
まったりとしたメイン食材の味わいに軽くアクセントをつけるこの辛さがベストマッチだと思います。その歯ざわりも。
自画自賛で申し訳ありませんが、これは抜群だと思います。
是非ご賞味を、正真正銘ラフレッチャの味です。


00:26:51 | lafreccia | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks