July 14, 2007

ティラ・ミ・スー


ティラミスは北イタリア発祥のドルチェです。ヴェネト州からと言われていますが当初はザバイオーネをアレンジしたものだったそうです。マスカルポーネチーズは必修のようですがその産地はロンバルディアで、マルサラ酒が使われるレシピもあるのは、割と現代に近い新しいデザートでそのフワリとしたイメージを持つドルチェは瞬く間の広がりを見せたのでしょう。ティラ・ミ・スー(私を上に引き上げて!)という名前を持ったこのお菓子はつい先ごろ日本でもブームをおこしました。
このティラミス確かにおいしいのですが私には、今一つ物足りなく感じてしまいます。チーズがうまく生かされていない感じと、芳醇さに偏っていて食べ進めるうちに飽きが来てしまう。
チーズやクリームの芳醇さにはエスプレッソでなくそれなりにインパクトのある素材、コンポートにしたり軽いジャムにしたフルーツを合わせた方がまとまります。芳醇さをフルーツの酸味が受け止めてバランスが成り立つ、料理のテーマはバランスではないでしょうか?
季節の果物に何がしかのアレンジを加えてティラミスの素材とする、ラフレッチャではこの季節のフルーツのティラミスが今や定番です、現在は白桃のコンポートを使ったティラミスが人気です。
ちなみに私が一番好きなのはイチジクのティラミス、イチジクをそのまま食べるよりもその繊細な果実味が感じられる、このために、その手法があったのではないかと思えるぐらいのベストな組み合わせです。
すみません、少量しか仕込まないので切らしがちです、ご予約いただけると確実です。


22:54:24 | lafreccia | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks