November 08, 2007

シュピゲラウ

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シチリアのIGTコッタネーラ社の「グラモンテ」素晴らしいワインです。アルコールに温かみのあると表現される、メルロー単一の丁寧によく熟成されたワインです。
本当にコック冥利に尽きます。ワインと料理は相性そのものを考える前に、格がやはりあると思います。料理のレベルが低い店で、誰も高級なワインを開けようとは思わないはずです。あわせて遜色のない料理があるから頼んでもらえるものです。
いつも有難うございます!
しかしワインもさることながらグラスも大切です。
よく熟成されたワインは長い間酸素に触れていません。瓶に詰められてから数年も出荷の時を待ちます。酸素に触れない状態で熟成が進むわけです。
抜栓され空気に触れた時、その熟成の分だけ、テンポは様々ですが変化していきます。酸化することで旨みが引き出され、そのワインの良さを満喫できるわけです。
グラスにある程度の面積が確保されていないと、その酸化が手元では進めにくい。
熟練したソムリエであってもそのタイミングを完全に計るのは難しいことだと思います。わざわざ危険を冒さなくても、、、グラスは大きい方いいでしょう。

シュピゲラウ社、リーデルに製品を提供していることでも知られる南ドイツのグラスメーカーです。レッドワインマグナムという商品名で、じつはこれは私用に気に入って持っていたところ、デカ過ぎるからと評判が悪く隅に追いやられていたグラスです。
確かに普通高級ワインなど自分達で年に何度も開けませんから無用の長物。
仲間が見つけてシュピゲラウじゃん!と価値を教えてくれました。
常連さんに上級なワインを出す時に、一つしかありませんがとこのシュピゲラウをお出ししたところ大変喜んでいただけて、それから揃える決心をしました。
おそらくシュピゲラウの職人さんがイメージしているのはボルドーの何とかロートシルドのような超高級ワインだと思いますが、近年イタリアにもそれに匹敵する豊かさを持つワインが、ぞろぞろと生まれています。バディア、プラネータ、チェラウド、フェウディ、フランスもいいと思います。しかしイタリア的な自然との調和が生み出す圧倒的な豊かさには、、本当に毎年楽しみなことです。

おっと!ノベッロ正式解禁です!今回は元々のネッロダーヴォラがしっかり感じられるいいできです、いつもとは少しハーモニーが違いますが良い年を予感させる素質がそこに感じられます。是非祝ってあげてください!


Posted by lafreccia at 00:42:15 | from category: ワイン | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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