June 05, 2008

狂牛病は終わっていませんよ

東京新聞の記事です。
>韓国やまぬ『牛肉』抗議デモ 急落の李政権迷走
>2008年6月4日 朝刊
> 【ソウル=築山英司】韓国で米国産牛肉の輸入制限撤廃措置への抗議デモ
>が収まらない。韓国政府は三日に輸出中断を求める異例の再協議を米側に要
>請、支持率が急落した李明博(イミョンバク)政権の求心力回復を狙うが、
>担当閣僚の更迭を含め、内閣改造に追い込まれる可能性もある。
> 「国民が望まない三十カ月以上の牛肉を入れないのは当然だ」
> 韓国青瓦台(大統領府)報道官は三日の定例会見で、李大統領の発言を紹
>介し、国民に理解を求めた。報道官は米側には再協議要請を事前に伝えてい
>なかったと説明。「米政府も理解し努力してくれるだろう」と期待感をにじ
>ませた。
思うんですが東京新聞は独立性が高いんじゃないでしょうか?
応援したい新聞です。

まさに
日本人が知るべき問題の核心はここです。
韓国の国民は声を上げ主張します、政府はそれに応え、取るべき対応を模索する。
健全ですよね。
日本はどうだったでしょう、小泉首相は「後は自己責任、疑うなら、食べなければいい」と輸入再開を決めてしまいました。
狂牛病のことを知っている人は、こう思ったはずです。
食べないためにはその産地が分からなければいけない訳です。取りようのない自己責任をことさらに強調して言うのは、悪い行いとわかっている、確信犯です。
自己責任というのは、流行っていたキーワードです、民営化とか改革という言葉と同じで一見正しいことのように聞こえます。
当時も、今も、まだ狂牛病は未知の病気で、日本では加工食品や外食では産地の表示義務はありません、輸入すればそういう知識を持たない人は、自然に食べてしまうでしょう。

さて同じ様な状況にあった日本の国民の反応は?
いつも通りです、マスコミではその前後のニュース番組も薄ら寒い、荒涼とした砂漠のような、無反応、関心はないようです。
抗議も起きません、ブログにはいくつか悲痛な叫びがありました。
しかし何も事態を動かすような大きな動きはなく・・・
日本人はいつからこうなってしまったんでしょう?
誰も怒らない、誰も参加していない、リスクを負っても変えるべく努力する、参加するということをしなくなってしまいました。
世論というものは存在しなくなってしまいました。
ねじれ国会と最近マスコミでよく揶揄されますがその意味するところに、参議院が歪んでいて邪魔な存在、実際に参議院の廃止が取り沙汰されるほどで、馬鹿げています、ねじれ歪んでいるのは国民の意思を無視し続ける衆議院の方ではないでしょうか?
そもそも先の参議院選挙で野党が大勝したのは、国民の郵政選挙への悔いからで、小泉さんを選んでしまったのが大間違い、とんでもない暴走を続ける与党に待ったと手を上げたのが、今の参院の逆転なのではないですか?
世論はなくなってしまいました。
残念なことに、じつはそれが現状を動かし得る唯一の勢力なんです、衆院の解散権は独占的な首相の権限です。日本の制度では首相は独裁者になれるんです、危うい、日本の民主主義制度の欠陥です、善意が前提とされてしまっています。
まさか首相が一部の権益を優先して国民の声を無視することはない
首相にまでなる人がそんな愚かなことをするはずがない、そういう考え方に基づいて作られた制度です。
首相は愚かでした。支持率が下がっても気にしない、わが道を行くそうです、任期中に一つでも自らが必要と思う法案を通したい、吹っ切れたとおっしゃったそうです?
バカ?
政治家ってなんでしたっけ?
そういう政治家に思い知らせるのが
抗議の声であったり、デモ、良い方法ではないかもしれませんが、相手も決して良いものではありません。
目的は手段を正当化するか?
する場合としない場合があります。
対する相手との力関係が基準です、権力者は元々そういう存在なんです。
公けにあって、声を上げるだけでそれが注目される、だから自らは批判を受け入れる義務を負う、アメリカの司法制度では常識です。
さて、
そう都合よく変わるものではありませんからね、でも投票には行きましょうね。



Posted by lafreccia at 00:39:22 | from category: メニュー2018年 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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