November 05, 2006

ミネストローネ

この季節おいしくなってくるのはスープのような体を温める料理でしょう。今回季節のメニューでは特にこのスープを意識した構成としています。通年のメニューとしているミネストローネを始めジャガイモとキノコのスープ、アブルッツオ風ムール貝のスープと3種類をオンリストしています。
イタリアではスープもプリモピアットとしてパスタと同じカテゴリーに属する料理でともするとパスタ人気に押され目立たない、あまり注文されない料理になってしまっているようです。しかしイタリアでは肉の類いはもちろん野菜や豆類、魚介類を用いた地方によって異なる様々なスープが食されています。
北イタリアではキノコ、野菜、豆類を用いたスープが多くあり、このジャガイモとキノコのスープもその中の一つです。最近は冷凍技術も上がり輸送の難しかったキノコの類いも鮮度の良いものが入手できるようになってきました。炒めて香りを出したポルチーニ、しめじとジャガイモ、軽いブロードと牛乳を合わせた、ジャガイモの澱粉で軽く濃度のついたとても温まるスープです。
アブルッツォはサフランの名産地です、ムール貝と炒めた野菜、野菜のブロードを加えそこにこのサフランを合わせます。ムール貝の持ち味を最大限に生かした味わい深い印象的な一皿とします。
最近日本ではパスタ料理をセコンドの次に供して一連の締めくくりとするのもいいのではないかという声がちらほら聞かれます。私もこの意見に賛成です。最後に満足感のある量の調整し易いものを持ってくる方が日本人にとって自然なのではないでしょうか?作る側もお客さんの満足感を捉え易くなり助かります。鍋のあとの雑炊、飲んだあとのラーメン、日本人にはおなじみです。
もう一つの理由として私が挙げたいのはパスタ料理を最後にもってくることによってプリモピアットはより軽いスープなどが提供し易くなるということです。
スープはとてもバリエーションも多く調理人のセンス技術の差が出易い料理です。
ぜひ注文したい、して欲しい料理です。
イタリアンレストランへ行ってメニューを見るときにいつも無意識にパスタかスープかを選んでいます、スープを諦めてしまう訳です、どちらも食べてみたい、しかしそれは不自然、「プリモピアットを2皿も?」となってしまうわけです。
そうでなく締めにパスタをと店の側から提案してプリモには別の料理を召し上がっていただく、ただその際には量の加減が大切です。スープは案外お腹に溜まる料理ですから飲みすぎるとあとの料理が食べづらくなってしまいます。
ラ・フレッチャではこの辺も柔軟に対応しています。例えば2人前のスープを3皿に分けるとかは当たり前にできますから是非お気軽にご注文を。


Posted by lafreccia at 01:42:27 | from category: 料理 スープ | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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